生地巻き

 作業がしやすいように晒(さらし)生地を生地巻き機にかけて巻き取っていきます。
糊付け(防染糊)

 巻かれた晒の反物を90cmくらい出し、型紙(何枚かの和紙を貼り合わせ、柿渋で固めた渋紙を手彫りしたもの)を置いて糊付けをします。 (色を付けない部分に糊が置かれます。) その上にまた90cmくらいを折り重ねて糊付けします。この作業を繰り返していきます。
 このあと表面の糊が潰れないよう、砂などで糊止めをします。
染め1

 糊付けした反物の上からジョウロのような道具で染料を注ぎ、下からコンプレッサーで吸引します。裏からも同じように染料を染み込ませます。生地に染料が通るので、裏まで柄が染まります。
染め2

 一つの型で何色か使う場合は柄の周りを糊で山のように囲い、染料がまわらないようにします。
水洗い

 大きな水槽で糊をはがしながら余分な染料を洗い流します。 
天日干し

 染め上がり、洗った反物を天日に干し乾かします。
生地整理

 乾いた反物を再び生地巻き機にかけて巻いています。 それを約90cm(手ぬぐい一枚分)に屏風たたみにしていきます。
仕上げ

 プレス機のローラーに通してしわをのばします。  このあと約90cmにカットして、小さくたたみます。  手ぬぐいの出来上がりです。

「手ぬぐいが出来るまで」


注染の手ぬぐいは染工場の熟練した職人たちの分業で、一枚一枚丹念に手作業で作られています。